本日は神奈川豆腐組合さんにて
「第3回神奈川県豆腐技量審査会」が行われ、審査員を務めさせて頂きました。
◯絹ごし部門(にがり系)
◯絹ごし部門(すまし粉系)
◯木綿部門
◯津久井在来部門
「神」の五選をそれぞれ選びます。
個人的にはすまし粉も評価される様になって
嬉しかったです。
普段食べ物だけでなく、モノに点数を付けながら生活してる人って
ほとんどいないと思います。豆腐に点数を付ける。うわ。どうしよう。
今回3回目、どうしたらもっとよい審査ができるのだろう、ってめちゃくちゃ考えます。
審査をする→点数をつける→おいしい豆腐を選ぶ。
あれ?そもそも美味しい豆腐って何だっけ?
そういえば何で俺はその豆腐を毎回買うのだ?
何に点数を付けて、美味しい理由をどう説明すればいいのだ?
そんな「美味しい」の定義を自分なりに悩み、
昨年のコンテスト終了後、考えながら豆腐を
食べる目標をたてました。
僕が美味しい豆腐と思うのは
◯勝手に箸が次の豆腐に行く
◯次回もまた食べたいと思う豆腐
やっぱこれしかない。これを想像しながら
今回は採点をしよう。そう決意。
審査する側も悩み考えるけど、また職人さんも
その店が思う美味しい豆腐を目指して、
大豆で悩み、にがりで悩み、仲間と話し合い…
1位2位とかだけじゃなくて、こうして考え
られる場所ってとてもいい事だと思いました。
毎年いい経験をさせてもらってます。